リモコン受信器(PIC12F1822)

 リモコン(テレビやレコーダー等の家電製品のリモコン)の赤外線を受信して、出力ポート(3ビット)をON/OFFする事ができる基板です。リレーやSSRをつなげばAC100VのON/OFFも可能です。HDMI切替機(BUFFALO BSAK301)をテレビのリモコンで切替られるようにする為に作成した基板です。BSAK301はリモコン付の機種も有りますが、手元にリモコンが増えるのが嫌だった為、このリモコン受信器を作成しました。「家電協」「NEC」「SONY」フォーマットが受信できるので、ほとんどのリモコンに対応できていると思います。所有している、TH-L37C3(Panasonic)DMR-BR550(Panasonic)LT-V100(BUFFALO)のリモコンは対応している事を確認済みです。
 できるだけ基板を小さくしたかった為、PICマイコンは8ピン、抵抗・コンデンサはチップ部品、コネクタは2mmピッチを使用しました。

■仕様
マイコン PIC12F1822(マイクロチップ)
電源電圧 5V
出力ポート数 3ビット(PORTAのPA0,PA1,PA2)
出力ポート操作 リモコンボタン押下で下記の4操作可能
1.出力ポートをHI
2.出力ポートをLOW
3.出力ポートを反転
4.出力ポートにパルス(300mS)を出力
電源投入時の
出力ポート状態
ポート毎に任意のON/OFF状態を記憶可能
リモコンボタンの
記憶方法
基板のスイッチとリモコンの操作で可能
内蔵EE-PROMに記憶する為、電源を切っても記憶内容は保持
リモコン受信
対応フォーマット
家電製品協会方式(6バイト)
NEC方式(4バイト)
SONY方式(13ビット,15ビット,20ビット)
デバッグモード RS-232Cレベル変換回路」を介してパソコンのRS-232Cポートにつなぐことによりリモコンの受信データを表示可能

■リモコンボタンの記憶方法
記憶操作用のSWが1個しかない為、少し複雑になっています。
スイッチを押し続ける時間によって働きを変えています。
記憶方法はフローチャート(PDF版)フローチャート(WEB版)を参照下さい。
■デバッグモード
電源投入時にSWが押されているとデバッグモードで起動します。
「RS-232Cレベル変換回路」を介してパソコンのシリアルポートにつなぐことにより、リモコンの受信データを表示する事ができます。ターミナルソフトはWindowsXPのハイパーターミナルが使用可能です。
デバッグモードの表示の見方はPDF版WEB版を参照下さい。
尚、デバッグモードは終了する事ができないので、終了する場合は電源を切って下さい。
■ソフト
製作時より1年が経ち、MPLAB/Cコンパイラ等のツールのバージョンが上がりました。新しいバージョンのツールでコンパイルをしてみるとエラーとなりました。一部の定義文字が変わっているようです。(2013.8.18)
回路図 2012.06.29 BSch3V Ver 0.96.05 用
データ
PDF
パターン図 2012.06.29 PCBE Ver 0.50.1 用
データ
部品面視(反転せずに印刷して基板に転写可能)
PDF(等倍) PDF(4倍)
プログラム 2013.08.18
(最新版)
XC Compiler V1.20 用
プログラムソース
MPLAB IDE V8.92
Freeバージョンでコンパイル済みhex
2012.07.06 HI-TECH C Compiler V9.81 用
プログラムソース
MPLAB IDE V8.70
Trial PRO modeでコンパイル済みhex
上記のソフト類は「右クリック」→「対象をファイルに保存」でダウンロードしてください。
■部品の購入先
PICマイコン PIC12F1822 秋月電子通商 80円
LED OSDR3133A 秋月電子通商 100個 350円
赤外線受信器 PL-IRM2161-C438 秋月電子通商 2個 100円
ICソケット ---- 秋月電子通商 10個 100円
スイッチ ---- 秋月電子通商 10円
コネクタ S5B-PH-K 共立電子 10円
チップ抵抗 ---- せんごくネット通販 10個 53円
チップコンデンサ ---- せんごくネット通販 10個 53円
生基板 紙フェノール 203mm×303mm 板厚1.0mm PCBマテリアルズドットコム 662円

■おまけ
プリント基板の作成は、定番の「トナー熱転写方式」を採用しました。トナーの密着が悪かった為か、パターン表面にエッチングのザラツキが若干残っていますが、文字高さ0.9mmの数字が判読できる仕上がりには満足しています。
富士フイルム インクジェット紙 画彩シリーズマット仕上げ
プリンタ リコー IPSiO SP C220L
生基板 紙フェノール板厚1.0mm (加工が容易な為1.0mmを使用)
転写方法 ナカバヤシ ラミネーター PLB-R2A4Wを使用
(アイロンではなかなか上手に転写できませんでした。ラミネーターに換えてから転写失敗はほとんど無くなりました)
ドリル 穴あけ用のルーターはダイソーで購入(840円)し、直流安定化電源をつないで回転数を制御。ドリル刃はプロクソンの0.8mm。